鳥もつ煮 山梨で食べたい“甘辛”B級グルメ!
「鳥もつ煮」という山梨の料理をご存知でしょうか。
今回の記事では、「鳥もつ煮」とは何か、鳥もつ煮が山梨で発祥した背景、そして鳥もつ煮を実際に味わえる山梨のお店をご紹介していきます!
朝晩ますます冷え込む季節となってきました。山梨の温かい鳥もつ煮でぜひ英気を養ってみてはいかがでしょうか?
目次
③山梨のお土産に「鳥もつ煮」とクラフトビールはいかがでしょうか。
「鳥もつ煮」とは?
「鳥もつ煮」とは、鳥のレバー、砂肝、ハツ、きんかん、ひもなどの部位をあまじょっぱい醤油ベースのたれで煮詰めたものです。
レバーは肝臓、ハツは心臓、きんかんとひもは雌鶏の「卵」に関する内臓です。ちなみに「もつ」という言葉は、「内臓」と同義の「臓物(ぞうもつ)」からきています。
昔、甲府にある蕎麦屋の主人が、お肉屋さんから「捨てるしかない鳥の内臓(もつ)をどうにか食べるように料理できないか?」と相談されたのが「もつ煮」の始まりと言われているそうです。
当時は人々が食べ物に不自由している時代でした。それまでは捨てられていた部位も「無駄なく」、「安く」、「おいしい」ものになるよう試行錯誤が繰り返されながら、当時は貴重だった醤油と砂糖でぐつぐつと煮て、ツヤっと光る「鳥もつ煮」が開発されていきました。
「もつ煮」と聞くと、トロッととろける食感が印象的な、長時間コトコト煮込んだ汁もののイメージがありますが、「鳥もつ煮」はレバーなどの歯ごたえのある部位を少量のタレで、強火かつ短時間で一気に煮て、鳥もつの旨味や甘みをしっかり閉じ込める独特の製法で作られています。
使用する「部位」と「調理法」がとてもユニークな料理なのですね。
<参考>農林水産省 うちの郷土料理「鳥もつ煮 山梨県」
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/torino_motsuni_yama_nashi.html
鳥もつ煮が食べられるお店のご紹介
道の駅つる 地産地消レストラン「お勝手場」
甲州B級グルメ「とりもつ」 ¥700
当施設「道の駅つる」内にある、地産地消レストラン「お勝手場」では、本格的な鳥もつ煮を味わうことができます。
2010年のB級グルメグランプリの最優秀賞に輝いて以降、今や山梨の名物グルメとなった「とりもつ煮」。鳥レバーとハツの、時には「ほろり」とほどけ、時には歯ごたえのあるモツを甘辛い味付けで煮込んでご提供いたします。
気になる「きんかん」という部位もしっかり一緒に煮込んでおりますので、是非一度ご賞味くださいませ!
山梨泊まれる温泉 より道の湯
鳥もつ煮込み ¥560
「より道の湯」は都留市内にある温泉施設です。源泉掛け流しの温泉をはじめ、炭酸泉やジェット噴流泉、一人用の湯船「坪湯(つぼゆ)」、ねっ転がりながら浸かれる「寝る湯」など、バリエーションに富んだ温泉体験を提供しています。
こちらの温泉やサウナで体をぽかぽかと癒やした後に、レストランで食べる「鳥もつ煮」は絶品です。甘辛い味付けがますます食欲をそそり、すぐに次の一口へ手を伸ばしたくなります。ぜひ召し上がってみてはいかがでしょうか。
奥藤本店 国母店/甲府駅前店
甲府鳥もつ煮 一人前 ¥550
こちらは、元祖「鳥もつ煮」発祥の蕎麦屋さんです。戦後間もない昭和25年(1950年)に誕生しました。
もつ煮と手打ち蕎麦のセットメニューや、馬刺しなど、山梨名物の一品料理も召し上がることが出来ます。
鳥もつ煮のルーツである「蕎麦屋さんの鳥もつ煮」を本格的に味わう体験をして見たい方はこちらがおすすめ!ぜひ訪れてみてください。
お土産に「鳥もつ煮」とクラフトビールはいかがでしょうか。
道の駅つるでは、お土産としてちょうど良いサイズの鳥もつ煮も販売しています。レストランで食べるお時間がない方、お家でも鳥もつ煮を召し上がりたい方は、ぜひ道の駅つるの鳥もつ煮のお土産をお選びください!
「鳥もつ煮にはやっぱりビールが合う!」とおっしゃる方も多いです。
折角なら、山梨名物グルメ「鳥もつ煮」は山梨産のクラフトビールのお供として召し上がってみてはいかがでしょうか!
道の駅つるでは、山梨県内で醸造されたクラフトビールもバリエーション豊富に取り扱っております。ぜひお試しいただき、「鳥もつ煮に一番合う山梨クラフトビール」を見つけてみてはいかがでしょうか。
関連記事:山梨のおつまみとクラフトビール
今回は、鳥もつ煮についてご紹介しました。まだまだ寒さが続きますが、温かい「食」に触れながら、エネルギーをしっかりつけて乗り切っていきましょう!
鳥もつ煮を味わってみたい、鳥もつ煮をお土産に持ち帰りたい、鳥もつ煮にあうビールを山梨で探したい、そう思った方はぜひ道の駅つるへお立ち寄りくださいませ!
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