都留アルプスでハイキング!都留の自然と歴史を堪能しよう!
東京からわずか1時間あまりのところにあるここ「都留市」。
自然が豊かで、市内数十か所に湧き出る富士の湧水は「平成の名水百選」にも選ばれています。戦国時代には城下町として栄えた歴史ある町でもあります。
今回は、そんな自然豊かで歴史ある都留市を一度に堪能することができる「都留アルプス」をご紹介します。ぜひ皆さん都会の喧騒から一度離れて、都留の自然と歴史を感じるハイキングをしてみませんか?
目次
ハイキングをお楽しみいただいた後は道の駅つるでお食事をどうぞ!
都留アルプスとは?
※写真はイメージです。
「都留アルプス」とは、都留市のほぼ中央に連なる全長約8㎞、標高600m前後の山々のことを指します。
平成28年ごろより、「都留アルプス会」と市の協力のもとで倒木除去や大木の伐採、階段の設置などが活発になされ、安全で歩きやすいコースが整備されています。令和2年には日本トレッキング協会の「おすすめトレイル」に認定されました。
コースには「ファミリーコース」、「一般コース」、「がっつりコース」の3つのコースがあるため、幅広い層の方が楽しむことができ、春先の暖かくなってきた頃や、秋の紅葉シーズンを中心にハイキングやトレッキングを目当てに多くの人が訪れます。
3つのハイキングコース
先述したように、都留アルプスには3つのハイキングコースがあります。
それぞれのコースについて簡単に紹介していきます。
ファミリーコース
その名の通り、家族連れでも楽しめるのがこのファミリーコース。
谷村発電所を出発地点としてはじまり、都留文科大学周辺がゴールになっています。
所要時間は約3時間。
途中で下山できる道もあるので、お子さまの体力に合わせて距離を調整することができます。
一般コース
一般コースはファミリーコースからさらに進み、楽山球場周辺がゴールとなっています。
所要時間は4時間ほどです。
初心者でも歩きやすく、おすすめのコースです。
途中に休憩所もあるので、自分のペースでハイキングを楽しむことができます。
がっつりコース
がっつりコースは、一般コースからさらに進んだ先にある住吉神社をゴールとするコースです。
全長約8kmの都留アルプスを踏破することになります。
所要時間は約5時間半です。
都留アルプスを隅々まで堪能したい方、足腰や体力に自信のある方におすすめです。
これらのコースは谷村発電所をゴールとして、逆方向から進むこともできます。
マップを見ながら自分に合ったコースを探してハイキングするのも楽しみ方の1つとなります。
都留アルプスの見どころ8選
都留アルプスのハイキングコースには、都留の自然と歴史を肌で感じることのできるスポットがたくさんあります。
富士山を眺められるスポットや戦国時代の名残を感じられるスポットなど、魅力的なスポットばかりなので最後まで飽きずに、楽しく散策しながらハイキングをお楽しみいただけますよ。
見どころ1 谷村(深田)発電所
※写真はイメージです。
見どころの1つ目は、ハイキングコースのスタート地点にある谷村(深田)発電所です。歴史を感じさせる石造りの発電所の脇を登っていくと、都留の街並みが顔をあらわにします。春になると導水管に沿って桜が咲き誇り、とても綺麗です。
見どころ2 富士山展望台
※写真はイメージです。
谷村(深田)発電所を後にして都留アルプスを登っていくと、富士山展望台に到着します。都留市街と富士山を一望することができる絶景スポットです。都留市内でも随一の富士山を望める「穴場」なスポットとなっています。
見どころ3 烽火台跡(のろしだいあと)
※写真はイメージです。
「蟻山」の山頂まで登ると、烽火台跡があります。戦国期の小山田氏の時代に作られたとされており、当時は見張り台として機能していました。現在そこには電波塔が設置されており、そこからの眺望は見張り台として活用されていたわけも納得のものです。今もなお通信の要所として利用されています。
見どころ4 パノラマ展望台
※写真はイメージです。
見どころ4つ目のパノラマ展望台では、のどかな山々に囲まれた都留市街を見下ろすことができます。こちらから都留の街並みを見下ろすと、都留市が山の谷に沿うようにして奥まで続く細長い町であることがわかります。目を凝らすと、都留市の名勝「田原の滝」が見えるそうです。
見どころ5 水道橋「ピーヤ」
※写真はイメージです。
パノラマ展望台を後にして山を下っていくと、大正9年(1920年)に完成したという風情ある水道橋が見えてきます。この水道橋は、「ピーヤ」(橋脚の意味を持つ)の愛称で地元の人々に親しまれています。橋の下の中央で手を叩くと、音の反射による「鳴り龍」(鳴き龍)を聞くことができます。
見どころ6 「友愛の森」あずまや
※写真はイメージです。
再び坂を登っていくと、「友愛の森」という学校林に着きます。東家があるので、お弁当を食べながらゆっくり休憩することができます。
友愛の森を後にすると、視界の開けた伐採地が現れます。そこには桜が植樹されており、将来「千本桜」として咲き誇るのが楽しみです。
見どころ7 楽山公園
見どころの7つ目は「楽山公園」です。桜やアジサイ、紅葉といった四季の花々を楽しむことができます。また、ミツマタの群生地としても有名です。
春になると、見上げれば桜、見下ろせばミツマタが一面に広がる景色を楽しむことができます。
秋は、赤く紅葉したもみじと、落葉したもみじの赤色の絨毯の道が大変綺麗で、どの時期に訪れても楽しむことができるエリアとなっています。
見どころ8 住吉神社
※写真はイメージです。
見どころ8つ目は住吉神社です。住吉神社は「がっつりコース」のゴール地点となっています。昔、烽火台(のろしだい)である古渡城(こわたじょう)があったと言われており、土器などが現存しています。
がっつりコース以外では通ることのないポイントですが、住吉神社が気になるという方は住吉神社から谷村発電所へ逆方向に向かうコースを検討してみるのもおすすめです。
ハイキング前に安全祈願しておくのもいいですね。
※「都留アルプス」には先述した通り3つのコースがあるため、コースによっては通らない見どころスポットもあります。ぜひ都留市ホームページに掲載されているハイキングマップなども参考にしてみてください。
<参考ページ>
ハイキングをお楽しみいただいた後は道の駅つるでお食事をどうぞ!
ハイキングをお楽しみいただいた後は、富士急行線「禾生駅」から徒歩約15分のところにある当施設「道の駅つる」でお食事をお楽しみください。
地産地消レストラン「お勝手場」では、ハイキング後の疲労回復に効く美味しくてボリューミーな料理をたくさんご用意しております。
今回はその中でも、「自然薯とろろ飯 湧水ポークステーキ定食」と「富士山カレー」をご紹介させていただきます。
まず初めにご紹介するのは、「自然薯とろろ飯 湧水ポークステーキ定食」です。当店名物「富士湧水ポーク」と都留市産の「自然薯」を味わえます。
富士湧水ポークは富士山の湧水で育った豚肉なので、脂身がしつこくないのが特徴。ハイキング後でも胃もたれすることなくさっぱりといただくことができます。また、疲労回復などの効果が見込まれる自然薯のとろろ飯も絶品!疲れた体に染みる味ですよ。
続いてご紹介するのは、道の駅つるイチオシ新メニューの「富士山カレー」です。体を動かした後ってなぜか無性にカレーを食べたくなりませんか?そんな時にぴったりの一品です!
甘口なのでお子様から大人まで美味しくいただけます。「富士山カレー」の他にも、富士湧水ポークを使った「カツカレー」や「ポークカレー」もご用意しております。もっとお腹いっぱい食べたいという方はぜひご検討くださいね!
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この記事を書いた人
はじめまして!ライターのななかです!記事をお読みいただきありがとうございます!都留ってどこにあるんだろう、一体どんなまちなんだろう、そう思われた方が多いでしょう。たくさん都留の魅力を発信していきますので、少しでも都留について知っていただけたら嬉しいです!記事を読んで都留に興味が湧いた方はぜひ一度お越しください!お待ちしております!