日帰りで楽しめる!山梨を堪能できるおすすめツーリングロード5選!
今年も春の空気が漂い始め、ツーリングシーズンの開幕が近づいてきました。一方で関東圏のライダーは住んでいる街から抜け出すのも一苦労。遠方ツーリングでは帰宅が深夜になってしまうこともしばしば……
そこでおすすめしたいのが山梨県を走る日帰りツーリングです。山梨エリアは東京・神奈川など南関東からのアクセスが抜群、豊富な自然を堪能しながら峠道や景勝地を走り抜けることができる最高のツーリングスポットです。
今回は「楽しく走れる」ことに注目して厳選した山梨のツーリングロードをご紹介します。
目次
・最高のワインディングロード 大菩薩ライン(国道411号線)
「道の駅つる」は山梨のツーリングに最適な中継地点です!
当施設「道の駅つる」は山梨県都留市にある道の駅です。山梨は道の駅が多く、ツーリングをしていれば必ずといっていいほど見かけます。その中でも「道の駅つる」はバイク専用駐車場が広いため、ライダーの皆さまにたいへんご好評をいただいております。
四輪車用の駐車場に停めればいいのか、自転車用の駐輪場に停めればいいのか、どっちに行っても迷惑がられそう…..と中継地点では陥りがちな悩みも無用。堂々と駐車することができます。駐車場エリア自体を非常に広く確保しているため場内の見通しもよく、駐車スペースを簡単に見つけられます。
また、24時間いつでも利用することが出来るトイレを設置しているため、日中に限らず、早朝や夜間のツーリングをしているライダーの皆さまでも安心して立ち寄れる場所となっています。清掃もしっかりとされており、清潔が保たれているので快適に利用することができます。
本記事で紹介する「山梨のおすすめツーリングロード」の中継地点としてもご活用いただけます!
※当施設と駐車場
「道の駅つる」は飲み物の自動販売機や休憩できるベンチはもちろん、山梨のお土産やご当地グルメ、ジェラート、地元の野菜をお手頃価格で取り揃えており、「山梨ならではのご飯を食べたい!」「一人で遊びに出た手前、手ぶらだと帰りづらい……」というライダーの皆さまにも大変おすすめです。
「道の駅つる」イチオシの軽食!
ライダーの皆さまの中には、ツーリングの合間に何かちょっとした食事をはさみたいと思う方も多いはず!
実は「道の駅つる」は休憩だけではなく、軽食を買うのにも最適な場所なんです。その中には地元である都留市ならではの食材を使用した様々な軽食も販売されており、今回はツーリングで疲れた身体に活力を与えるような3品の軽食をご紹介致します!
まず最初にご紹介するのは、カツサンドです。
発売当初から根強いリピーターが存在するこちらのカツサンド、注目していただきたいのは勿論カツです。
使用されているのは都留市の特産品であり「幻の豚肉」との呼び声も高い「富士湧水ポーク」のロースです。カツは厚切りで食べ応えがあり、ソースとの相性も抜群な軽食です。
また、カツを挟んでいる食パンも都留市内のパン屋さんから取り寄せ、キャベツも都留市内で採れたものを使用しています。
全てが都留市の食材で作られた逸品、どうぞお試しください!
お次はメンチカツバーガーです。
「道の駅つる」の可愛らしいロゴマークがついた包み紙が特徴的です。
こちらもブランド豚「富士湧水ポーク」を使用したメンチカツが挟まれているジューシーなハンバーガーです。店内にて手作りで作られています!
ふっくらとしたバンズで肉厚なメンチカツをソース・マヨネーズ・キャベツとともに挟み込みこむことで、よりボリューミーさが際立ちます。たった1つ食べるだけでも満足感を味わえることでしょう。
お手軽に食べられるのにも関わらず、上質さをも含んだ魅力的な商品です!
最後は肉巻きおにぎりです。
こちらも大人気の商品です。リピーターも多く、お昼過ぎには品切れになってしまうことも多々あるようなので、見つけたらお早めに買っておくことをおすすめします!
「富士湧水ポーク」のバラ肉をタレにたっぷりと漬け込み、ご飯に巻いたおにぎりです。お肉とご飯とタレが絶妙に絡みあい、美味しさの相乗効果を生み出します。
タレの味がしみこんだ絶品の肉巻きおにぎり、是非召し上がってみてください!
軽食以外にも「道の駅つる」にはたくさんのご飯を販売しています。立ち寄ったついでに、貴方も「都留の味」を堪能してみませんか?
山梨のおすすめツーリングロード5選!
最高のワインディングロード 大菩薩ライン(国道411号線)
「大菩薩ライン」は国道411号線、特に山梨県の丹波山村から甲州市をつなぐ区間の通称です。
大菩薩ラインの魅力はなんといっても最高の路面状況です。全線を通して道幅が広く、路面のアスファルトが綺麗です。秋から冬までの落ち葉や凍結には注意が必要ですが、それ以外の季節は走りに集中することができます。程よいカーブが連続しているので、とにかく楽しく走りたいライダーにはイチオシのツーリングロードです。
丹波山を抜けて柳沢峠と呼ばれる区間では珍しいループ橋を走れるほか、視界が開けているので山梨の雄大な自然を見られる絶景スポットとしてもおすすめです。交通量は全体的に少なめで、甲府エリアへのアクセスに使っている地元の方かライダーが走っている程度です。路面状況の割にはのんびり走っている車・バイクがほとんどなので初心者でも楽しめるかと思います。
丹波山村までは都内から同じく国道411号線の青梅街道を通るルートや、山梨県大月市から北に進むルートから入ることができます。また甲州市側からは後で紹介する「フルーツライン」に直接入れるほか、河口湖や本栖湖など人気の高いツーリングスポットへと抜けることもできます。
富士山を間近に 富士パノラマライン(国道139号線)
「富士パノラマライン」は国道139号線、山梨県富士河口湖町から静岡県富士宮市までをつなぐ区間の通称です。
富士山の周りをぐるりと通るルートで、広い区間で富士山を堪能することができます。自分と富士山の間に何も障害物がない、日本で一番富士山を眺めていられる道と言っても過言ではありません。路肩にバイクを停めて富士山をバックに愛車の写真を撮るのがおすすめです。青木ヶ原樹海を抜けた先の朝霧高原では酪農が盛んに行われているので、周辺ではソフトクリームを食べることもできます。「山梨といえば富士山!」というライダーには是非訪れてほしいツーリングロードです。
基本的に長い直線が多く、見通しが悪い場所はほとんどないので走りやすい道ですが、公共交通機関や高速道路の空白地帯でもあるので休日は混雑します。特に連休の昼から夕方にかけては渋滞が数キロ続くことも珍しくありません。ストレスなく走りたい場合は平日や早朝がねらい目です。
河口湖町までは中央自動車道や国道139号線、また甲州市から国道137号線で行くことができます。富士宮市まで行くと山梨県を飛び出してしまいますが、そのまま富士山を一周したり箱根エリアまで行ってしまうのもいいですね。
甲府盆地を一望 フルーツライン(東山広域農道)
「フルーツライン」は山梨市にある広域農道です。
このエリアは国内有数の果樹栽培が盛んな土地で、フルーツラインはその広大な果樹園の中を通っています。果樹園が広がる理由でもある、扇状地というなだらかな斜面を走るフルーツラインは穴場スポット的としてライダー達に知られています。フルーツラインの始点となる笛吹川フルーツ公園は様々なイベントが開催されたり山梨産フルーツを使ったスイーツを楽しむことができます。また周辺には日帰り入浴ができる温泉やワインを始めとした山梨名物をそろえた店舗があり、ツーリング中の息抜きには最適な場所です。
山梨県内屈指の絶景ツーリングロードのフルーツラインですが、交通量は安定して少なく路面も綺麗に整備されているため快適に走ることができます。一方で果樹園に出入りする車両に遭遇することや、農道のため案内看板が少なく道に迷ってしまうこともあるのでゆったりと走ることをおすすめします。
山梨市までは国道20号線や中央自動車道、先ほど紹介した大菩薩ラインなどからアクセスすることができます。
ライダーの聖地 道志みち(国道413号線)
「道志みち」は神奈川県相模原市から山梨県道志村を経由して山中湖村まで通る国道413号線の通称です。
今までご紹介してきたツーリングロードはどちらかというと東京や埼玉に住んでいるライダーが行きやすいスポットでしたが、道志みちは神奈川県内からのアクセスが抜群です。山梨のみならず関東圏内でも随一の人気を誇る道志みちは、休日に走れば何十台ものバイクとすれ違うことができます。ライダーの集まる飲食店や土産店の駐車場は古今東西のあらゆるバイクが停まっていて、さながら博物館のような状態になることもあります。とにかく人気のスポットでたくさんのバイクと一緒に走りたいというライダーにおすすめです。
道志みちは数年前まではアスファルトのひび割れや凹凸が多く、あまり良い路面状態とはいえない道路でした。しかし富士山や山中湖が観光地として注目を集め、2020東京オリンピックでロードレース競技のコースに指定されたことで急速に整備が進みました。確実に走りやすくなっている道路ですが、全体的に道幅や見通しに対して車両が多く、流れも速いです。道に慣れていなかったり不安を感じた場合は、慌てず後続車に道を譲った方が良い場合があります。
道志みちへは東京方面、神奈川方面ともに国道16号線から入ることができます。そのほかにも八王子エリアからの場合は国道20号線、厚木エリアからは国道412号線など様々なルートがあります。
上級者向けの裏道 裏道志(山梨県道35号線)
最後にご紹介する「裏道志」は山梨県道35号線の通称ですが、一般にはあまり浸透していない名前で、山梨を走りこんだライダーにしか通じない場合があります。
山梨に行きたい、山梨から帰りたいけど道が混んでるというのは山梨ツーリングあるあるです。国道20号線や道志みちはもちろん高速道路も渋滞しているのが日常茶飯事。そんな時に思い出してほしいのがこの裏道志です。山梨県都留市から上野原市や神奈川県相模原市の相模湖付近に抜けることができます。他の道が混雑している場合でも裏道志は快適に走れることが多く、辛い渋滞に巻き込まれずに済むかもしれません。
一方で路面状況は区間によってバラバラですが、一部で砂利が浮いているなど注意した方がいい場合があります。また民家が立ち並ぶ狭い道路もあるため、これまで紹介したツーリングロード以上にスピードには気を付けた方が良さそうです。
まとめ
今回は山梨の日帰りツーリングで是非訪れたい、「走って楽しい」道をご紹介しました。ぜひ5つ全て制覇していただき、本記事に載っていない自分だけのツーリングロードも見つけてみてくださいね。
その際には、ぜひ道の駅つるのご活用も積極的にご検討くださいませ!
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この記事を書いた人
はじめまして!ライターのハルノヤと申します。記事をお読みいただきありがとうございます。都留や山梨県内の観光情報をわかりやすく紹介していきたいと思います!ぜひこのほかの記事もご覧くださいね!