甘酒の手作りレシピのご紹介!
目次
冬の寒さが深まるとともに、温かい甘酒が飲みたくなりませんか。甘酒は今ではスーパーやコンビニなどで気軽に購入することもできますが、手作りしてみるのも楽しいですよ。今回は酒粕から甘酒を作るレシピをお届けしたいと思います。
甘酒の豆知識
甘酒に含まれるアルコール分は、甘酒をどんな材料で作るかによって異なります。普通、甘酒は酒粕や米麴から作られますが、酒粕にはアルコールが多く含まれています。そのため、酒粕から甘酒を作る場合、アルコールが気になる場合やお酒に強くない人が作る場合は、よく熱してアルコールを飛ばす必要があります。一方、米麴にはアルコールは微量しか含まれていません。そのため、お酒に弱い人は米麴から甘酒を作ってみるのがおすすめです。
甲斐の開運 酒粕のご紹介
今回は富士河口湖町でお酒を製造している井出醸造店さんの「甲斐の開運 酒粕」を使用しました。井出醸造店さんは1700年ごろに醤油製造を開始しましたが、その後1850年ごろには、現在に続く清酒製造が行われるようになりました。16代の與五右衞門氏が涼しい気候と清らかな富士山の湧き水に着目したことに由来するそうです。
酒粕は日本酒を作る過程でできる固形物で、ビタミンB群やアミノ酸など酵素から作り出される多くの栄養素が含まれています。そのため酒粕には腸内環境を整える効果が期待でき、健康に良いと言われています。「甲斐の開運 酒粕」は用途に合わせて板状のものとバラバラのものを選ぶことができます。
その他、道の駅つるでは山梨県の酒蔵である「笹一」「七賢」の酒粕も取り扱っております。
※新酒ができる時期のみの販売です。お早めにお買い求めください!
作り方
手順1
それでは甘酒を実際に作ってみましょう。材料と作りやすい分量は次の通りです。 【甘酒 2人分】 ・酒粕(今回は板状のものを使用しました)…100グラム ・砂糖…80グラム ・水…400ミリリットル |
手順2
鍋に適当な大きさにちぎった酒粕と、酒粕がひたひたに浸かるくらいの水(お湯でも可)入れます。一時間くらいそのままにしておきます。こうすることで酒粕が溶けやすくなり、調理しやすくなります。 |
手順3
残りの水を鍋に入れ、火にかけます。その際、焦げ付かないように弱火でゆっくり火を通すのがポイントです。5分ほど火にかけたら砂糖を加え、溶かしながら混ぜていきます。10分くらい火を通せばもう出来上がりますが、アルコールをきちんと飛ばしたい場合はもう少し火を通すと良いでしょう。 |
感想
酒粕から作った甘酒特有の、ほのかなお酒の風味とやわらかな甘みがとても美味しかったです。満足感もあり、ほっと一息つきたい時に良いですね。甘さ控えめのチョコレートやヨーグルト、りんごなどを少し加えるのもおすすめです。ぜひ作ってみてくださいね! |
道の駅つるでは…
道の駅つるでは、「甲斐の開運」・「笹一」・「七賢」など、山梨県の酒蔵の日本酒を各種取り揃えております。山梨県には富士の湧水を使用した、美味しい水から作られる日本酒や、海への憧れが強いという県民性に合わせ魚介類に合うスッキリとした日本酒がたくさんございます。ぜひお土産の候補の一つにしてください♪
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この記事を書いた人
ライターのナツミです!私は進学を機に都留での生活をスタートしましたが、都留はご飯が美味しくて自然が美しい街だと感じています。記事を通じて都留に関心を持っていただけたら嬉しいです。