河口湖周辺の博物館17選!ゆったり作品鑑賞から富士山の歴史学習まで
河口湖地域やその周辺には、富士山と湖畔のロケーションを生かし、落ち着いてコレクションを鑑賞できる博物館が多くあります。また、河口湖や富士山の文化的背景や歴史などを深く学べる博物館も多数あります。
この記事では河口湖とその周辺地域の博物館・観光施設をご紹介します。
目次
②富士山の歴史を学ぼう!富士山・河口湖町に関する博物館・美術館
①富士山を見ながら、河口湖畔でゆったり作品鑑賞
河口湖 音楽と森の美術館
※画像はイメージです
一歩足を踏み入れるとまるでヨーロッパのようなロケーション。花々とかわいらしい建物に囲まれ、オルゴールの音色を纏えば高貴な気分に浸れます。
可愛らしい人形によるオルゴール、大型の自動演奏によるオルゴール、ホール全体がオルガンのダンスホールなど、オルゴールひとつ取っても壮大な歴史と様々なバリエーションに驚き、1日中いても飽きません!
世界観をより楽しめるレストランやカフェのクオリティも高く、衣装貸し出しでプリンセス体験もできちゃいます。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
↓
https://kawaguchikomusicforest.jp
河口湖 北原ミュージアム
※画像はイメージです
ブリキのおもちゃコレクターの第一人者として世界的に知られている北原照久氏による私営博物館。展示数はなんと4000点!昔懐かしいおもちゃの数々に思わず心が躍ります。
知っているものから知らないおもちゃの歴史まで、当時の人々が憧れていた暮らし、子ども達に抱かせたかった夢が垣間見れるのも興味深いです。
おもちゃだけでなく、お菓子のパッケージや広告物の歴史がわかるユニークな展示、北原さんが応援している現代作家の作品も楽しめます。お土産として昔懐かしいおもちゃを買える点もワクワクしてしまいますね!
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
↓
河口湖 ハーブ館
※画像はイメージです
買い物・体験教室・カフェが入っている入館無料の観光施設です。屋上のハーブガーデンでは最盛期には約200種類のハーブが育つそうです。
ハーブをはじめとした様々な種類のドライフラワーに囲まれ、実際にアレンジメントが体験もできます。ハーブ専門ショップとしてはもちろん、山梨県のお土産も豊富に取り揃えています。
カフェには話題のエディブルフラワーを取り入れたメニューもございます。目で見て、食べて、香りで、五感を存分に使ってハーブの世界を楽しめます。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
↓
http://www.fkchannel.jp/herbkan/
山梨宝石博物館
※画像はイメージです
山梨県は古くから水晶の産地として知られ、国内の4分の1のジュエリー製造を担っています。
この、山梨宝石博物館では、山梨と宝石加工の歴史はもちろん、山梨のみならず世界中の原石・ジュエリー製品など約2000点が展示されています。その様子はまるでコスモ。また、特設ステージに展示されている巨大水晶は高さ1.8mと迫力満点です。
ミュージアムショップには、お土産に人気な天然石グッズから本格ジュエリーまで。知識豊富なスタッフさんは親身になってジュエリー選びの相談に乗ってくれます。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
↓
河口湖 自動車博物館・飛行館
※画像はイメージです
毎年8月のみ開館のプレミア感溢れる、自動車と飛行機にまつわる博物館。自動車・飛行機愛好者からも長年親しまれている施設です。
自動車館にはクラシックカーがずらっと並び、100年超えの歴史を感じる展示は圧巻です。また、飛行機館では、ライト兄弟が発明した世界初のエンジン飛行機のレプリカから第二次世界大戦で旧日本陸軍が使用していたものもみることができます。
乗り物好きな子どもから大人まで楽しめる博物館です。森の中の静かな環境で趣味に没頭する旅もいいですよね。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
↓
https://www.car-airmuseum.com/index.html
②富士山の歴史を学ぼう!富士山・河口湖町に関する博物館
富士山世界遺産センター
世界遺産登録を迎えた富士山に関する資料が保存されています。一口に富士山と言っても、文学・芸術・地理など様々な観点からその歴史は語られます。
北館の目玉は富士山を模した360℃のオブジェ。それを囲うような信仰・芸術・自然環境の展示ブースから多角的に富士山と私たちとの関わりを知ることができます。また、富士山に関する書籍を取り揃えた富士山ライブラリーにも、様々な視点から富士山を楽しむヒントが隠されています。
南館は富士山の総合案内所として富士山や富士五湖の観光案内も紹介しています。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
↓
http://www.fujisan-whc.jp/index.html
なるさわ富士山博物館
火山爆発から富士山の歴史をわかりやすく振り返る展示でお子様連れにおすすめです。
見どころは地球の活動期を再現したティラノサウルスのオブジェ。なんと動くし鳴き声まで再現されています。また、3Dシアターで富士山を見下ろすような映像を楽しめたり、透明な巨大富士山模型ではマグマやについても学べます。鉱石や宝石の展示も豊富で、入場無料。空き時間にふらっと立ち寄りやすい博物館です。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
↓
河口湖新倉掘抜史跡館
河口湖新倉掘抜(かわぐちこあらくらほりぬき)は、日本最長の手掘りトンネルです。
河口湖の水を新倉村(現富士吉田市)へ引くために嘯山(天上山)の下を掘り抜いた全長3.8kmの灌漑用水です。約170年間延べ10万人の人手を要し、幾多の困難を克服する完成までの過程がジオラマにより再現されています。このトンネルは、富士吉田市・富士河口湖町の指定文化財で、現在、取水口側の富士河口湖町では「河口湖掘抜」、出口の富士吉田市では「新倉掘抜」と呼ばれそれぞれの指定文化財となっています。
所在地:〒401-0301 山梨県南都留郡富士河口湖町船津4224−2
大石紬伝統工芸館
富士河口湖町大石地区に江戸時代から伝わる絹織物である大石紬(おおいしつむぎ)に関する織物の工芸館です。
メインは機織りの部屋、燃糸・染色の部屋、大石紬の歴史にまつわる展示ですが、着物のレンタルサービスや繭動物作り、ハンカチorシルクスカーフの草木染め体験教室もあり、大石紬を身近に感じられる体験ができます。また、織り機の実演見学もできます。お土産には、上質な大石紬の着尺・ショール・繭を使った、お洒落な小物などの取り扱いがあります。ワンランク上のお土産選びにおすすめです。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
↓
http://www.fkchannel.jp/oishitsumugi/
西湖いやしの里根場
茅葺き屋根の集落が再現された野外博物館。
というのも、かつて「日本一美しい」とされたこの根場の集落は、1966年に大雨で消滅してしまいました。台風災害で失われた美しい茅葺集落が観光拠点として再生したのがこの西湖いやしの里根場です。館内ではお香作り・金工・シルクや素焼きへの色付け・ちりめん細工など様々な工芸が楽しめます。また、ほうとう・うどん・そばや和菓子など素朴な郷土料理が味わえるお食事処もあります。そして、この悲しい歴史から教訓を学ぼうと作られた防災資料館も併設されています。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
↓
https://saikoiyashinosatonenba.jp
③河口湖だけじゃない!周辺の穴場博物館
都留市:富士五湖エリアへのゲートウェイ
山梨県立リニア見学センター
【画像提供:山梨県立リニア見学センター】
富士五湖エリアへの玄関口としてまず最初に出迎える博物館施設はここ!開通が待ち遠しいリニアモーターカーの博物館型見学施設です。
この施設は、山梨リニア実験線の走行試験の開始に合わせて開館しました。山梨リニア実験線での走行試験の様子が見れたり、リニアに用いられた原理である超電導の仕組みが理解できる展示物が紹介されています。また、磁力浮上・磁力走行を体験できるミニリニアもかわいらしいです。リニアの計画は実現すれば東京⇄大阪間はなんと1時間!次世代の高速鉄道に理解を深めれば未来への期待が膨らみます。
※走行試験は不定期で行われておりますので、ご覧いただけない場合がございます。走行試験日は公式ホームページよりご確認ください。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
↓
https://www.linear-museum.pref.yamanashi.jp
ミュージアム都留
【画像提供:都留市観光協会】
河口湖から車で30分の城下町、都留市にまつわる博物館です。
江戸時代から続く八朔祭りに関する資料が展示されており、葛飾北斎らによってデザインされた飾り幕や大きな屋台に圧倒されます。また、江戸時代に都留市でさかんであった郡内縞(ぐんないじま)をはじめとする絹織物のことや松尾芭蕉が谷村(都留市の中心地)に約半年間滞在して句を残したことなども映像などで分かりやすく解説しています。
都留市出身の画家、増田誠氏の作品も常設されており、企画展では「将棋の駒」「日本刀」「根付」など、狭くも「深い」ディープな世界を知れると度々話題になります。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
↓
https://www.city.tsuru.yamanashi.jp/soshiki/shougaigakushuu/museum_tsuru/1340.html
都留市商家資料館
【画像提供:都留市観光協会】
20世紀初頭に地元産の絹の取引で富を成した、仁科源太郎という都留の有名な商人の住居兼店舗だった建物が、市の重要有形文化財として指定されたのち公開されました。
この店で売られていた絹織物の見本や100点以上の日常生活に関わる展示品があります。館内には大正時代の面影が残り、緻密な障子細工の組子や当時としては珍しい洋風の応接間は外国文化との融合を感じるレトロな空間に思わずうっとりしてしまいます。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
↓
https://www.city.tsuru.yamanashi.jp/soshiki/shougaigakushuu/bunkashinko_t/1_1/1761.html
尾県郷土資料館
明治11(1878)年に開校した藤村式建築と呼ばれる小学校が復元工事を経て郷土資料館として開館しました。
最近ではドラマ「にじいろカルテ」のロケ地としても使用されました。その理由も納得、可愛らしい色合いとフォルムの建物はどこか懐かしさを感じさせます。館内には、明治時代の教員室、教室、裁縫室が復元されているほか、明治から昭和までの教育、民俗に関する貴重な資料約2000点が展示されています。当時の教室・授業が再現された展示室や昔の遊びに関する資料も多くあり、タイムスリップしたような雰囲気にワクワクします。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
↓
https://www.city.tsuru.yamanashi.jp/soshiki/shougaigakushuu/bunkashinko_t/1_1/1764.html
忍野村:湧水・豊かな自然と文化の村
榛の木林資料館&民族資料館
※画像はイメージです
富士山・茅葺・庭園とまさに忍野という景色が揃った資料館でありお食事処。
なんと忍野村最古の茅葺民家を資料館として公開したそうです。館内には、当時そのままの家具や家財道具、蚕の養殖場、徳川時代の 武具、重要書類などが展示されています。見どころの資料は、甲斐の国を手中にしようとした北条氏直が、 渡辺庄左衛門尉あてに郡内領での総決起を強く促した「後北条氏の朱印状」です。
また、施設内には忍野八海のひとつである底抜池があり、鯉やニジマスが泳いでいます。お食事処では、このニジマスを塩焼きとして楽しめたり、ほうとう・忍野名物のモロヘイヤそばが味わえます。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
↓
http://hannoki.com/museum.html
富士吉田市:富士を望む一大拠点
ふじさんミュージアム(富士吉田市歴史民族博物館)
※画像はイメージです
この施設では主に富士山信仰や日本三大奇祭に選ばれている吉田の火祭り、織物など富士山と富士吉田市にまつわる展示が公開されています。
富士吉田市には富士山を信仰し登山する人々のお世話をする御師が多くいました。その御師の主屋である旧外川家住宅の付属施設として見学可能で、富士山世界文化遺産の構成資産にも選ばれています。おみやげにおすすめしたいのがこちらのミュージアムショップの限定グッズ。現代風にアレンジされたスタイリッシュな雑貨が多く、ワンポイントに取り入れたいものばかりです。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
↓
富士山レーダードーム館
富士山頂で35年間台風観測の砦として気象観測の役割を果たした富士山レーダーが復元された施設です。
レーダー建設の歴史や「朝ドラ」で話題の気象観測について学べます。富士山頂の過酷な環境が体験できる寒さ体験コーナーや、クイズに全問正解すると気象観測院認定書がもらえます。また、展望スペースからは周りに邪魔されることなく富士山のみがはっきり見え、富士山のビュースポットとしてもおすすめです。
詳しくは公式ホームページでご確認ください。
↓
https://fujiyoshida.net/spot/13
たくさん学んでお腹が減ったら、ぜひ道の駅つるへ!
みなさんの河口湖観光の選択肢として
博物館や、周辺施設への訪問が増えたら嬉しく思います!
中でも、尾県郷土資料館と山梨県立リニア見学センターは道の駅つるからほど近い距離にあります。様々なことを学び吸収したあとには、ぜひ道の駅つるのお食事でお腹を満たしてください♪
当店名物の富士湧水ポークと都留市産のじねんじょを味わえる定食です。
炭を肥料に生育させた、健康的なお野菜ジェラートです。
- とても役に立った! ()
- 参考になった ()
- もう少し詳しく知りたい ()
この記事を書いた人