2021/12/10
都留市特産 水かけ菜の販売が始まります

富士山の湧水が豊富に湧き出る都留市には十日市場・夏狩湧水群があり、平成の名水百選に選ばれるほど水が奇麗な場所があります。
その十日市場・夏狩という地区で富士山の湧水を活用した古くから伝わる「水かけ菜」という都留市特産の野菜をご存知でしょうか。
今回は水かけ菜についてご紹介いたします。
水かけ菜とは
平成の名水百選に選ばれた十日市場・夏狩湧水群の湧き水を使うため、水を引き入れられる畑で育てます。
種まきからある程度大きく育つまでは陸上で育てますが、一定の時期になったときに畑に湧水を引き入れてそのままかけ流しで育てます。
都留市は寒さが厳しく、畑で育てた野菜は寒さで凍ってしまいます。
しかし、十日市場・夏狩湧水群の湧き水は年間を通して一定の水温なので、冬の冷えた気温よりも水中の方が温かく、作物が育ちやすくなるのです。
同時に、きれいな湧水をたくさん吸って水かけ菜は大きく育ち、収穫時期を迎えると地域の人たちが水かけ菜を求めて道の駅つるへ訪れます。
限られた地域でしか栽培ができないため、生産をしている農家も限られており、貴重な野菜ですが、近年では若い農家がこの水かけ菜の文化を絶やさないように継承しています。
水かけ菜を収穫する農家
収穫時期
毎年12月中旬~2月上旬頃まで収穫されます。
道の駅つるでは12月10日(金)から販売が始まります!
※収穫状況や天候により出荷時期が短くなる場合がございます。
水かけ菜の食べ方は!?
地元ではお正月の雑煮に入れる風習があります。
雑煮の餅の上に載せることで「名(菜)を上げる」という意味の縁起物だそうです。
葉も茎も食べられますので好みの大きさに切ってお浸しにして食べられています。
お浸しにはゆずの皮を入れて食べるとさらにおいしく食べられます。
他にも道の駅つるの直売所では水かけ菜のレシピを置いてありますので、購入する際にご自由にお持ち帰りいただけますのでそちらも参考にして食べてみてください。
他にもアレンジレシピをご提案!
水かけ菜と豚肉の塩麹炒め
材料(4人分)
水かけ菜…300g
豚肉…150g
塩麹…大さじ2
にんにく…1片
ごま油…大さじ1
作り方
- 水かけ菜、豚肉を食べやすい大きさに切り、塩麹大さじ1杯を入れて5~10分なじませる。
- フライパンにみじん切りをしたにんにくとごま油を熱し、豚肉を炒める
- 8割ほど肉の色が変わってきたら、水かけ菜の茎の部分から炒めます。
- 軸がつやつやしてきてから1分ほど炒め、葉と塩こうじ大さじ1杯を入れさらに炒めます。
- 葉がしんなりしてきたら完成です。
出典:楽天レシピ(https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1200009910/)
このレシピで使う豚肉は富士湧水ポークを使うとさらにおいしく食べられます。
また、材料のほとんどが道の駅つるで購入できます!
水かけ菜を買うなら道の駅つるがおススメ!
水かけ菜を食べてみたくなった方は是非道の駅つるへお越しください!
毎朝、生産者が出荷をしておりますので、新鮮な水かけ菜が並びます。
一番のねらい目はやはり朝一の新鮮な状態を買うほうが良いでしょう。
年末になると朝から水かけ菜を求めて行列ができますのでお早めにお越しください。
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